どうも、もりひろです。
プライムリーディングで無料(2024.5時点)だったので、『書く習慣』を読みました。
書くことに対する心理的ハードルをめちゃくちゃ下げてくれる本です。
書くという行為に対して、読まれることを意識しすぎて、綺麗に着飾った言葉を使おうとしたり、てにをはや文法を気にしたりして、少し億劫に感じていませんか。
完璧主義はゴミ箱へ捨てましょう。
本書を読めば、そんなに肩肘張らずリラックスして、もっと自由に自分の好きなように書いていいんだ、と勇気づけられます。
アウトプットしたくてウズウズしたくなります。
僕は半年以上ぶりに、Xでツイートしちゃいました。
ちなみに、僕がツイートを中断していた理由は、全然”いいね”が貰えず、何のためにツイートしているのか分からなくなったんですよね…
いつのまにか”いいね”をもらうことが目的化してしまっていました。
最近『嫌われる勇気』を読んで、”いいね”に囚われるのは、「課題の分離」ができていないからだと気付きました。
”いいね”を押すかどうかは他人の課題であって、自分の課題ではありません。
自分ではアンコントロールなもの、つまり、自分ではどうしようもないことに注力しても心が疲れるだけ。
自分でコントロールできることにだけ注力すればいいんです。
自分ができることは、140字に自分の思いを詰め込むだけです。
ちょっと話が脱線しましたが、読んですぐ行動に移したくなるような、心も体も動かされる素晴らしい本です!
本書の魅力
繰り返しになりますが、書くことに対する心理的ハードルをめちゃくちゃ下げてくれるのが本書の魅力です。
「あぁ〜」でも「クソ〜」でも良いので、思ったことをそのまま素直に書けばいいんです。
その方が、綺麗な言葉で取り繕うよりも読者からの共感が得られやすくなります。
Adoさんの「うっせぇわ」が一世を風靡したのも、飾らないまっすぐな言葉が若者の共感を得たからでしょう。
クソだりぃな
酒が空いたグラスあれば直ぐに注ぎなさい
皆がつまみ易いように串外しなさい
会計や注文は先陣を切る
不文律最低限のマナーですはぁ?うっせぇうっせぇうっせぇわ
くせぇ口塞げや限界です
絶対絶対現代の代弁者は私やろがい
もう見飽きたわ
二番煎じ言い換えのパロディ
うっせぇうっせぇうっせぇわ
丸々と肉付いたその顔面にバツうっせぇうっせぇうっせぇわ
Ado『うっせぇわ』歌詞抜粋
私が俗に言う天才です
「俺は3日坊主で続かないんですよ!」、という謎に自信満々な声が聞こえてきそうですが、その気持ち非常にわかります。
僕もいろんなことをやっては続かなくて挫折…その繰り返しでした。
モチベーションが続かないんですよね。やる気が出ないんです。
本書では、習慣化のコツとして”とりあえず5分行動してみる”ことが勧められていますが、僕も全くその通りだと思います。
『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』(大平信孝著)を読んで、やる気は天から降ってくるわけではないことを知りました。
やる気は行動の後についてくるのです。
著者である大平信孝さんは本書で、10秒でいいから行動せよ、と言っています。
行動することでやる気物質であるドーパミンが出るそうで、この「10秒アクション」は脳科学的にも証明されています。
僕も「10秒アクション」を目指して、脳に考える余地を与えずにすぐ行動することを心掛けてます。(考える時間を与えると、やらない理由を見つけてくる怠け者の脳なので)
5分ではなく、たったの10秒でいいんですよ!?
僕の中でのコツですが、日常生活の行動の後に習慣化したい行動を組み込むと続けやすいです。
例えば実際に僕が取り入れている行動を挙げますと・・・
“お風呂で湯船に入ったら”すぐに頭皮マッサージをする
“お風呂から上がったら”すぐに風呂掃除をする
“朝目覚めたら”すぐにモーニングページを書く
“朝の歯磨きが終わったら”すぐにベッドメイキングをする
などなど。
お風呂はいる、歯磨きするなど日常生活で必ずやる行動とセットで習慣化したい行動を組み合わせると、自然と続けられます。
なお、モーニングページは本書『書く習慣』でも取り上げられてました。
テレビのライターやディレクター、映画やドキュメンタリーの監督など、幅広くアーティスト活動をされているジュリア・キャメロンさんの『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』という本があります。 その本のなかで、「モーニングページ」 というワークが紹介されていました。 毎朝 30 分、心に浮かんでくるものを、とにかくなんでもいいからノート3ページ分に書きとめるワークです。 これは、脳のなかを掃除して、創造性を高めることが目的とされています。
『書く習慣』
僕も最近になってモーニングページをやり始めまして、本記事執筆時点で2週間継続中です。
頭の中のモヤモヤをひたすら吐き出す行為なので、瞑想のように頭がすっきりします。
そう、”整います”。
書く瞑想、というやつですね。僕は大好きです。
モーニングページは、退職後に時間を持て余した人が本当にやりたいことを見つめ直すことにも効果的だと思い、最近退職した父に、続編の『いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』をプレゼントしました。
こういう人こそ読んでほしい!
読者好きの人
せっかく時間をかけて本を読んだのに、読んで終わりじゃもったいないですよね。
著者いしかわゆきさんは、本を読んで生まれた感情、つまり、自分の心が動いた内容を140字のツイートにまとめて記録することを勧めています。
本書の中で紹介されているのですが、精神科医である樺沢紫苑さんのベストセラー『学びを結果に変えるアウトプット大全』によると、アウトプットとインプットのバランスは「7:3」が最適なのだそうです。
読書ノートみたいに、堅苦しいものでなくて良いようです。
僕自身は時間をかけて読書ノートを作るのも好きですが、どうしても時間がかかってしまいます。
時間が経つと読後すぐに生じた感想を忘れてしまうこともしばしばです。
鉄は熱いうちに打て、ではないですけど、気持ちが新鮮なうちに感想を記録しておくことは大事だと思いました。
読んだら、即感想。
今後は僕も、読後すぐにXで感想をツイートしたいと思います。
雑談力を上げたい人
本書を読むと、何気ない普段の日常すら、書く対象にできちゃう気持ちになります。
著者いしかわゆきさんは、日常のコンテンツ化、といいます。
あなたの「日常」は、他人にとって「非日常」かもしれない。
決して、人と違う特別な行動(旅行するとか、ライブ行くとか)をする必要はないんです。
大事なのは、何をするか、ではなく、行動にどういう意味づけ・意義づけをするかだったんですよね。
普段の日常をいろんな視点で見つめることで、新たな発見や面白い発想が生まれ、それが書くネタになります。
書くネタになるということは、会話のネタとしても使えそうです。
僕は人との会話が苦手なのですが、雑談力のアップも期待します。
さいごに
いかがだったでしょうか?
気になった方はぜひ読んでみてください!
…この締め方はダメだと、いしかわゆきさんは本書の中で指摘しています。
「いかがでしたか?」は 死んでも使っちゃダメ とまで言います。
綺麗にまとめよう感が出て、途端にその文章全体がつまらないものになってしまうからです。
締める時も自分の言葉で締めましょう!
てことで、本当はもうちょっと感想を書きたかったですが、隣で娘たちが「遊べ遊べ」うるさいので、この辺で終わりにします。ではまた。
書く習慣 自分と人生が変わるいちばん大切な文章力
著者:いしかわゆき
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
ページ数:288
発売日:2021/8/31
- 3万部突破!
- Twitterで「#1ヶ月書くチャレンジ」が話題!
- 本書を読んだ読者が書いたnoteは7000以上!
- この本を読めば、きっとあなたも「書ける人」になれる!
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最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。ではまた。
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