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【大ファン歴10年以上】おすすめの森博嗣小説本を3冊厳選して紹介

読書レビュー

どうも、森博嗣さんの大ファン歴10年以上のもりひろです。

森博嗣さんと言えばメフィスト賞を受賞したデビュー作『すべてがFになる』から始まるS&MシリーズやVシリーズなど「理系ミステリィ」の第一人者です。

犀川創平や西之園萌絵、真賀田四季など数々の魅力的なキャラクターを生み出してきました。

どの本も面白いのですが、その中から悩みに悩み抜いて「これぞ!!」という小説を3冊紹介します。

理系ミステリィの金字塔である『すべてがFになる』は必読書ですので、今回のおすすめ本からは除きます。

超多作の森博嗣さんはエッセイ(『つぶやきのクリーム』から始まるクリームシリーズ)や新書( 『お金の減らし方』『孤独の価値』など)も多く執筆されとり、人生訓の宝庫がたくさんありますが、今回はおすすめの“小説”に限定します。

サイドFIREを目指す二女のパパサラリィマン。
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これ以上のものは書けない〜『スカイ・クロラ』〜

僕が大学生時代に森博嗣さんの本を好きになったキッカケが『スカイ・クロラ』です。

それまで漫画しか読まない人間でだった僕が、本書のおかげで読書人間に180°転換しました。

本書はミステリィではなく戦闘機パイロットの話なのですが、本書の魅力は、とにかく文章が透きとおっていて綺麗であること。

透明感が抜群なんです。

文章のリズムと良いというか、テンポ良く読み進めることができます。

空を飛ぶ描写も多いからかもしれませんが、雲の上の澄み切った空のように心が洗われるような不思議な感覚に襲われます。

静かに流れる時間に身を置いて、瞑想のように”心が整う”感じです。

森博嗣さんは本書について次のように語っています。

ポイント
  • これ以上のものを書くのは今後難しいかもしれません

私の貧相なボキャブラリィでは言葉でうまく表現できないので、ぜひ実際に読んで”心が整う”感じをぜひ経験してみてほしいです!

僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。
その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。

スカイ・クロラ

スカイ・クロラ The Sky Crawlers
ナ・バ・テア None But Air
ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven
フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life
クレィドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky
短編集・スカイ・イクリプス Sky Eclipse

これぞ本格ミステリィ〜『黒猫の三角』〜

森博嗣さんが『100人の森博嗣』(講談社文庫)にて、『黒猫の三角』について次のように語っています。

ポイント
  • 自作品の中で最も本格ミステリィ寄りの作品
  • 「森ミステリィの代表作」を挙げるならこの一冊

「森ミスティの代表作」ですからね、読まないわけにはいきません。

『黒猫の三角』はVシリーズの1作目になります。

Vシリーズは全10作で、探偵役の瀬在丸紅子(Cezaimaru Venico)のファーストネームからつけられています。

阿漕荘(あこぎそう)に住む愉快な仲間たちが出てきて、古き良き時代のような印象が感じられることが特徴です。

森博嗣さんは、HP・森博嗣の浮遊工作室のインタビューの中で、Vシリーズについて「ミステリィ版「めぞん一刻」と噂されています(噂を流したのは森です)」と言及しています。

なるほど、確かにそういう印象を受けます。

また、時代設定としてはS&Mシリーズよりも前になりますが、Vシリーズの中でS&Mシリーズの犀川創平や西之園萌絵が出てくるのでエモいです。

1年に1度、決まったルールに従って起こる殺人事件! 衆人環視の密室に挑む!
1年に1度決まったルールの元で起こる殺人。今年のターゲットなのか、6月6日、44歳になる小田原静江に脅迫めいた手紙が届いた。探偵・保呂草は依頼を受け「阿漕荘」に住む面々と桜鳴六画邸を監視するが、衆人環視の密室で静江は殺されてしまう。 森博嗣の新境地を拓くVシリーズ第1作!
講談社BOOK倶楽部(森博嗣ONLINE)より

黒猫の三角 Delta in the Darkness
人形式モナリザ Shape of Things Human
月は幽咽のデバイス The Sound Walks When the Moon Talks
夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show
魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge
恋恋蓮歩の演習 A Sea of Deceits
六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientists
捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest
朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away
赤緑黒白 Red Green Black and White

人生に悩んでいる時や疲れている時に読みたい〜『喜嶋先生の静かな世界』〜

サラリィマンになって家庭を持つと、仕事と家事で日々忙殺され、寝食を忘れて自分の好きなことに没頭する時間なんて全くありません。(まさに僕がそう!)

本書に出てくる主人公の学生・橋場と研究室の助手・喜嶋先生の二人が研究にのめり込む姿は、外界の喧騒とは切り離された静かな世界に生きているが如く、二人の生き方がすごく羨ましい気持ちになります。

もちろん研究は決して楽なものではありません。

よく「フリダシに戻る」という表現がるけれど、研究では、フリダシに戻るなんて感覚はまったくの日常茶飯事だ。普通の双六なら、フリダシがあればアガリが必ずあるが、そんな保証も研究にはない。双六のように道筋は示されていないから、戻ったとも言えない、いつも、常にフリダシかもしれない。

第2章

目標に向かって頑張っている人を見ると何故か自分も勇気がもらえる、という経験は誰しもあるのではないかと思います。

努力している人を見て自分も頑張ろう!という気持ちになりますよね。

僕は特にその傾向が強いです。

本書を読むと、自分の好きなことに夢中になることの素晴らしさを思い出させてくれるとともに、自分も頑張ろう!とそっと背中を押してくれる本であることは間違いありません。

「気持ちが疲れているとき、人生に迷っているとき、心を整えてくれる小説。これまでもこれからも何度も読み返す本です」(本の帯紹介)

感動に包まれる自伝的小説。
文字を読むことが不得意で、勉強が大嫌いだった僕。大学4年のとき卒論のために配属された喜嶋研究室での出会いが、僕のその後の人生を大きく変えていく。寝食を忘れるほど没頭した研究、初めての恋、珠玉の喜嶋語録の数々。学問の深遠さと研究の純粋さを描いて、読む者に深く静かな感動を呼ぶ自伝的小説。
講談社BOOK倶楽部(森博嗣ONLINE)より

本書は、短編集『まどろも消去』の中のストーリィ「キシマ先生の静かな生活」のリメイクです。

さいごに

他にもまだまだオススメしたい小説が山ほどあります!

森博嗣シリーズの中でも圧倒的存在感を放つ「人類で最も神に近い」と言われる天才プログラマー真賀田四季を主人公とする『四季』シリーズ。

などなど。

く〜、まだまだ語り足りないのですが、紙面も尽きてきましたし、そもそも何よりも、僕のチープな文章力では森博嗣さんの魅力を100%しっかり伝えきれないのが非常に残念です!!

犀川創平
犀川創平

言葉はね、言い方や、言い回しじゃない。内容はちゃんと伝えないとね。それが言葉の役目だから。(『詩的私的ジャック』)

ということで、表現力はイマイチでも伝えたい内容が伝わってくれたら嬉しいです。

ではまた。

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