どうも、Amazonプライム会員歴10年以上のもりひろです。
僕がPrimeReadingで読んだ本を紹介します。
運転者 未来を変える過去からの使者
著者:喜多川泰
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
ページ数:202
発売日:2019/3/28
- 累計100万部突破 喜多川泰、渾身の感動作
- 「運」と「人生」について考え方が変わる物語
- 「今年読んだ中で一番感動できる本でした」(YouTubeチャンネル「学識サロン」)

この本を読めば必ず前向きな気持ちになれます。
正直に言います。
この本、マジでいいです。
久々に良書に出会えたと思いました。
この先も何回も読み返したい本です。
本書は小説でもあり自己啓発本でもありますが、小説のストーリーについてはネタバレなしで紹介します。
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著者について

著者である喜多川泰さんを紹介します。
本のかんたん要約
【今日のゲスト】

タクシーの運転手
(運転者)

あなたは運が良いですか?

あんまり良いとは思わないですね…

安心してください。
そもそも「運」には〈良い〉も〈悪い〉もありません。

えっ?どういうこと??
(自分から「運は良いですか?」って聞いてきたよね。)

今日があなたの人生のターニングポイントになることでしょう。

そう…なの??

なぜなら僕の仕事は「あなたの運が好転する場所にお連れする」こと。
そう、僕は運転者なのです。
(※本書での「運転者」の定義)

なんかついていけてない…

あなたの運を劇的に変えたいなら次のことを実践しましょう。

「運」の捉え方
本当の「プラス思考」の意味
どちらも目から鱗。
もりひろ的解説
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ストーリー【ネタバレなし】

ストーリーを簡単にお話します。
主人公は中古車販売営業から転職した生命保険会社の営業マン・岡田修一40代。
完全歩合制の給与形態で、獲得した契約は向こう1年間保険料の一定割合が自分の給料になる。
2年目以降は「一定割合」の率がガクッと下がるため毎年新規契約を獲得しないと生活もままならないプレッシャー。
ある日突然、社長から一気に20名の契約解除があったことを告げられる。
1年以内の契約解除の場合、これまでに給料としてもらった「保険料の一定割合」を全額会社に返金しなければならない。
つまり給与とボーナスの大幅カットの危機。

やばいじゃん

超やばいですね
失った20名分の契約を挽回するための外回りもうまく行かず、途方にくれているところで不機嫌そうな妻からの電話「ねぇ、わかってる?今日、夢果のことで学校で話があるって」「それからパリ旅行の代金は振り込んだ?」
中学生の一人娘・夢果が最近学校に行かなくなり、そのことで学校から呼び出されていたことを修一はすっかり忘れていた。
そしてパリ旅行を楽しみにしている妻に対して、旅行の代金として払うつもりだったお金はそっくりそのまま会社に返さなければならない今の状況を言えない。
さらに母親からの着信履歴があったので折電すると「夏休みはこっちに帰って来れそう?」
半年前の父親の葬儀以来、忙しさを理由に帰っていないが実家のことも気がかり。
「……なんで俺ばっかりこんな目に遭うんだよ」

仕事のこと、家族・実家のこと。
何もかもうまく行っていないですね。

最悪な状況じゃん
夢果の中学校に向かうためタクシーに乗り込む修一だが、頭の整理がつかず行き先をうまく告げられないでいると…
タクシー運転手「まずは、娘さんの学校に急いだ方がいいんじゃないですか」
修一「そうそう、それだ。頼むよ。・・・・・・・ちょっ・・・・」
高校生みたいな若い運転手。
そしてメーターの金額は走るごとに減っていく。

え?なになにこの展開?
このタクシー運転手は何者?

疑問に思った修一がタクシー運転手を問いただすと、タクシー運転手はこう答えました。
僕の仕事は
あなたを人生の転機となる
場所に連れていくこと

このあと修一はタクシー運転手にいろんなところに連れて行ってもらいながら、人生のターニングポイントとなるような体験をしていくことになります。

すごく気になります。

続きが気になる人はぜひ本を読んでみてください。
タクシー運転手は何者なのか、修一はどうやって人生を好転させていくのか。
感動すること間違いなしです。

僕もそのタクシーに乗りたい。
どうやったら「上機嫌」でいられるのか?

ここからは小説のストーリーから離れて、自己啓発的な内容に絞って解説いたします。
この本のポイントはこれです。
上機嫌でいると運気を掴むアンテナの感度が良くなり人生が変わり始める。

どんな仕事でも不機嫌な人が成功したことなんてありません。

つまり、どういうこと?

不機嫌でいると運が逃げちゃうよ、という話です。

でも自分の思う通りにいかないことだらけの世の中なんだから、自然と不機嫌になるのは当たり前だと思うんですけど…

世の中の人は結構、基本姿勢が不機嫌な人が多いです。
でも上機嫌で笑顔でいるようにしてください。

三大幸福論で有名なフランス哲学者アランも言っています。
笑うのは幸福だからではない。
アラン
むしろ、笑うから幸福なのだ。

上機嫌の大切さは分かりましたが、どうやったら上機嫌でいられるのでしょうか?
辛いことばかり起こるのに…

簡単ですよ。
次の3つを意識してみてください。

損得から離れる…

自分が得しそうなら行動、損しそうならやめる。
それが当たり前のように染み付いてしまっているんです。
損得から離れて純粋に「楽しそう」「面白そう」と思ってみてください。
世界は思い通りにならない。
アラン
というより、世界は私たちに無関心なのだ。

楽しいことを期待するのではなく、起こったことを楽しむように心がけるのです。
起こったことは全てが自分にとって大切な経験です。

運に〈良い〉も〈悪い〉もない

上機嫌でいたとしても運が悪い人は結局うまくいかないのではないでしょうか?

運に〈良い〉〈悪い〉があると思っていること自体が間違いなんです。

はい?

運が良い人なんていないし、運が悪い人もいません。
運はそういうものじゃないんです。

いや…でも実際、ついていることばかり起こるような運が良い人っているじゃないですか。

その人は何も努力せずに良いことばかりが起こっていると本気で思っているんですか?

…………
でも頑張っているのに良いことが起こらない人はいますよね?

運は後払いなんです。

後払い?

何もしていないのに良いことが起こるなんて、そんな都合の良い話はありません。
運は先に〈貯める〉があって、ある程度貯まったら〈使う〉ことができます。
運はポイントカードと同じです。
運は〈良い〉〈悪い〉ではなく、〈貯めて〉〈使う〉ポイントカードのようなもの

じゃあ頑張っても報われない時というのは「運が貯まっている」ということ?

その通りです。
将来のために運が貯まっているんです。だから…
報われない努力
なんてない!!!

僕はそのように思います。

行動してすぐに結果が出なくても運が貯まっている。
確かにそう思えば気持ちが軽くなります!

本当の「プラス思考」の意味

プラス思考で誰よりも笑う生き方を!

急になんですか?

プラス思考できてますか?

プラス思考が大切だ、とはよく聞きます。
でも自分の思い通りに物事が進むようにプラスのイメージをしても、なかなか思惑通りにはならないです。

そもそもプラス思考の解釈が間違っています。

え?
予想外の不幸に見舞われた時に「自分にとってプラスなんだ」と納得することも僕には無理です。

それは無理でしょう。すぐにはそう思えないのは当然です。
「プラス思考」の意味をこのように捉えてみてはどうでしょうか。
誰よりも運を貯める生き方をすることが本当のプラス思考

僕たちの人生は延々と続く物語の一部分でしかありません。
貯めた運というのは次の世代に受け継がれていくものなのです。

なんか壮大な話ですね。

使う運より貯める運を多くする。
そうすることであなたが生きたことで少しプラスになる。

人生トータルで使った運よりも貯める運の方が多い生き方をすれば、立派に自分の役割を果たしているということですね。

自分の人生にとって何がプラスで何がマイナスかなんて、それが起こっている時は誰にもわかりません。
でもどんなことが起こっても自分の人生において必要だから起こった大切な経験だと思うことがプラス思考ではないでしょうか。
もりひろお気に入りフレーズ

読書の醍醐味は心にグッとくる言葉に出会うことです。
運が劇的に変わるとき、そんな場、というのが人生にはあるんですよ。それを捕まえられるアンテナがすべての人にはあると思ってください。そのアンテナの感度は、上機嫌の時に最大になるんです。

上機嫌でいれば人生が好転する。
この本が一貫して伝えたいことです。
人生において『誰のせいでこうなったと思っているんだ』なんてセリフ、二度と使っちゃダメですよ。 〜 中略 〜 あえて言うとですよ、あなたのせいでそうなったんですから

他人のせい、環境のせいにしがちですよね。
非常に耳が痛い…
頑張ってるのに報われないって言う人はみんな、種を蒔いてそれを育てているんですが、ちゃんとした収穫時期の前に『まだ育たない』と言って嘆いているようなもんです。

例えば、ニンジンの種を蒔いた翌日に『ニンジンが実らない。種を蒔いた努力が報われなかった』と言っているようなものだと言うことです。
まず誰かと比べるのをやめるといいですよ。他の人の人生と比較するのをやめて、自分の人生に集中して。

自分に自信を持てない人は、何かと他人と比較しがちです。
他人と比較することで得られるものは何もありません。
さいごに
「運転者 未来を変える過去からの使者」を紹介しました。
開設した自己啓発的な内容も素晴らしいのですが、小説のストーリーも非常に良い本です。
小説としても楽しめます。
ぜひ手にとってご覧いただければと思います。
運転者 未来を変える過去からの使者
著者:喜多川泰
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
ページ数:202
発売日:2019/3/28
- 累計100万部突破 喜多川泰、渾身の感動作
- 「運」と「人生」について考え方が変わる物語
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最後まで記事をお読みいただきありがとうございました。ではまた。
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